2014年12月25日木曜日

エコキュートの音、健康被害に関与の「可能性高い」

 消費者庁の消費者安全調査委員会(消費者事故調)は、「隣家に設置されたエコキュートが発する低周波音で、不眠や頭痛の症状が出た」とする群馬県在住の夫妻の申し出に対して、「給湯機の運転音が健康症状の発生に関与している可能性が高い」との報告書をまとめたそうです。

 低周波音による健康被害については、症状が現れない人もいて、不明な点も多いようです。このため現時点では、エコキュートの運転音による不眠などの健康被害を根本的に防ぐ対策を示すことは困難で、健康被害発生のリスクをできるだけ低減するための対策を経産省と環境省、消費者庁、公害等調整委員会に求めました。


 経産省に対しては、給湯器の適切な設置場所を記したガイドブックを順守するよう、日本冷凍空調工業会を指導することと、運転音により健康被害が起こる可能性があることを製品カタログに記載するようメーカーに促すことなどを求めました。

 日本の住宅環境は悪く、住宅密集地では、日照や窓の位置はもちろん、換気扇やガス給湯器の排気筒の向きなど、近隣に配慮しなければいけないことがたくさんあります。エコキュートもガイドブックを参照して近隣に配慮するよう心掛けが必要です。

エコキュート据え付けガイドブック