2014年10月2日木曜日

重作業を解消するサイボーグ型ロボット

 大林組が、10月下旬、重作業を解消するサイボーグ型ロボットを日本で初めて東京都内の建設現場に実戦投入するようです。
 ロボットスーツ「HAL(Hybrid Assistive Limb、ハル)」の研究や製造、販売を手掛けるサイバーダインというつくば市にある会社が開発したました。


 作業支援用HAL(腰補助タイプ)による力の補助率は通常25%、最大40%程度。例えば、作業員が重さ20kgの物を持ち上げようとすると、5~8kg分をHALが負担する。
 国際標準化機構が定めた安全規格では、人が出せる力を限度にロボットで補助することが認められています。HALもモーターの出力などの設定を変えれば、補助率を100%近くに引き上げて、作業員自身が何も感じないまま20kgや40kgといった重たい物を持ち上げることは可能だそうですが、人の重心の位置が変わり転倒するなどの危険があるので、補助率は最大で40%にとどめたようです。なるほど!


 自重を約3kgに抑え、1回の充電で少なくとも2時間程度は駆動する。充電池は数秒で交換できるので、実際の現場で駆動時間が問題になることはないようです。


 興味深いレンタル料金は、HAL1台当たり月額で12万~14万円程度を想定しているようです。


                                     ケンプラッツ


腰への負担を抑えて重い物を持ち上げられる。こちらは開発したサイバーダインの社員がモデルを務めた。骨盤の幅が39cm以下の人であれば装着可能で、「日本人の体格であればほぼ問題なく使える」(山海社長)と言う(写真:ケンプラッツ)




 近未来を描いた映画でよくある、人間の体に装着すると何倍もの力を発揮し、重たいものも簡単に運べるスーツ?
 「重いものを持ったり、中腰で作業することが多い建築現場で使えるだろうな。」と映画を見ながら思っていましたが、実用化されてきてるんですね。
 


 装着するだけで上向き作業による首の疲労を軽減し、作業効率を改善する「疲れ知らずスーツ」もすでに開発済みで、さらに腰部以外の負担を軽減するHALの開発も進めており、近いうちに発表されるようです。